ウェアラブルカメラ通信システム【raz.vision】
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ウェアラブルカメラを使った通信システム raz.vision(ラズ・ビジョン) のご紹介
ウェアラブル通信システム『raz.vision』は、専用カメラを
スマートフォンに挿して遠隔地と簡単に通信ができます。
①Android携帯をルーターとして現場の画像配信ができる。
②音声双方通話ができる。
③ブラウザ「Googleクローム」で画像閲覧できる。
④パソコン録画ができる。
主な特長
- ●作業者の装備品は極力減らし、スマホとウェアラブルカメラのみで動作します。
モバイルバッテリーやWi-Fi ルーターは不要です。 - ●録画・静止画撮影・カメラ切替・解像度/ フレームレート切替・非劣化ズームといった制御は指令所で行えます。
- ●システム全体の消費電力を抑えます。例えば、スマホのモニタをオフにしても使用できます。
消費電力が高いスマホのモニタをオフにすることで、スマホの電池が長持ちします。 - 概要
- スマホと公衆回線(LTE, 3G, Wi-Fi等)を使用して、スマホにUSB接続されたカメラの動画と音声のリアルタイムなやり取りを実現する通信システムです。
- ・ウェアラブルカメラを使えば、現場の映像と音声をリアルタイムにやり取り可能。
- ・カメラと通信システムが現場を繋ぎ、コストと時間を抑制できる。
- ・カメラとソフトウェアがセットのため、Android スマートフォンを利用してすぐに使えます
- ・作業支援に必要なオプション品も別途ご用意。(ヘルメット・帽子・身体取付部品、
拡張アプリケーション) - ・現場からの情報を収集して、作業環境を見守ります。
■このような場合におすすめです。
主な機能 ~工事・保守現場の人手不足を解消し、 作業効率・品質を向上させます~
- ■基本機能 ブラウザでビデオ通話
- PC・スマホのアプリ「GoogleChromeクローム」で閲覧・ビデオ通話・動画撮影・静止画撮影ができます。同時に3拠点まで閲覧可能です。(録画はPCのみ)
- 作業者の位置を地図で表示できます
- 基本機能で4人まで同時通話できます
- 基本機能で4人まで同時通話できます。4人の構成(PC、スマホ、据え置きカメラ)は自由に組み替えられます。
- ■1人の指令者が集中的に指示を出す例
- 以下は、1人の指令者が集中的に指示を出す現場向けの例です。指令所で3人の作業者のウェアラブルカメラ画像を確認しながら、全員で通話できます。
- ■3人の指令者が1人の作業者に指示を出す例
- 以下は、3人の指令者が1人の作業者に指示を出す現場向けの例です。指令所を「現場監督、事務所、在宅勤務者」といった運用に適しています。なお、この構成ではスマホの負荷に注意してください。
- ■据置カメラを入れる例
- 以下のように、据え置きカメラを入れることもできます。据え置きカメラと、2人の作業者のウェアラブルカメラで現場を伺うことができます。
- なお、指令所1人に対して、作業者最大9人と通話できる有償機能(一対多通信)もあります。
- 開発コンセプト
- 「作業者の業務を邪魔してはならない」「派手な機能ではなく、日々の業務に貢献する堅実な機能こそ業務用ウェアラブルシステムの勘所」と認識しています。
- 作業に適したウェアラブルカメラを提供します。適したカメラを、適した位置に着けることで、ウェアラブルカメラは活かされます。
- コストを徹底的に落としました。カメラをご購入いただければ、基本機能はずっと無償で使用できます。なお、より便利に使える有償機能やリースサービスも準備しています。
- 作業者の装備品は極力減らすべきと考えています。スマホとウェアラブルカメラのみで動作します。モバイルバッテリーやWi-Fiルーターは不要です。
- 作業者の操作も極力減らすべきと考えています。録画・静止画撮影・カメラ切替・解像度/フレームレート切替・非劣化ズームといった制御は指令所で行えます。
- システム全体の消費電力を抑える努力をします。例えば、スマホのモニタをオフにしても使用できます。消費電力が高いスマホのモニタをオフにすることで、スマホの電池が長持ちします。
- ■装着イメージ(ヘルメット・胸ポケット)
- 適したカメラを、適した位置に着けることでウェアラブルカメラは活かされます。
- ■高感度機能
- ソニー製高感度CMOS イメージセンサにより、低照度環境でも鮮明に撮影できます。
(以下MCS-W225B の映像) - ■非劣化ズーム機能
- ウェアラブルカメラに独自の非劣化ズーム機能を搭載しました(MCS-T291C)。
拡大しても画質は劣化しません。 現場の小さな文字の読み込み等で重宝します。
機器構成/仕様
- 共通仕様:全てのカメラはUSBカメラです。共通仕様は以下となります。
- ・カメラを1台ご購入/リースされたら、以下表のようにアカウントを発行します。
・追加アカウントの上限は「カメラ1台辺り2アカウントまで」です。 - 小型防滴カメラ『MCS-W225B』(ヘルメット装着タイプ)
撮像素子 | ソニー製高感度CMOS イメージセンサ |
出力形式 | USB2.0, UVC (USB Video Class) |
画像形式 | YUV422, Motion JPEG |
電源 | 内蔵電池無し、USB から給電 |
初期付与アカウント数 | 2アカウント |
---|---|
追加アカウント(最大2アカウント) | 詳細はお問合せください。 |
- 広角カメラ『MCS-T291C』(胸ポケット装着タイプ)
通信プロトコル | WebRTC |
サーバ | 当社がクラウド上のデータセンタにて管理 |
ネットワーク | 3G,LTE等公衆回線、インターネットに繋がったWi-Fi環境 |
スマホSIM | データ通信を備えるSIM(固定グローバルIP等の特殊な条件は不要) |
動作端末(作業者側/スマホ) | Android端末(5.0以降、ただし5.0以降であれば全て動くわけではありません、格安スマホは避けてください)、専用ソフトウェア(無償提供) |
動作端末(指令所側/PC) | Windows, macOS, AndroidではChromeブラウザ、iOSではSafariブラウザ(ただし、録画等一部機能が制限) |
動作カメラ | 当社提供カメラのみ |
動画 | 640×480ピクセル、5fps |
音声 | モノラル |
通信帯域 | 片道の1ユーザ分の動画・音声の合計 約600kbps(270MB/時) |
アカウント | カメラ1台ご購入/リースで、2アカウントを提供 ※ |
同時通話 | 4ユーザまで:ルーム作成機能 |
動画表示制約 | PC/Android間は動画と音声、Android同士は音声のみ |
録画 | PCで相手方の録画が可能、WebM形式(動画:VP9, 音声:OPUS) |
静止画撮影 | PCで相手方の静止画撮影が可能、JPEG形式 |
- 2020/11/1 有償オプションの内容が変更されました。
①報告キット と ②指示キット からお選びいただけます。①と②の両方同時使用も可能です。 - 有償プラン(オプション)のご説明 : 月額利用料必要
- ■1対多ルーム | ①報告キット ②指示キット
- 指令所(PC・1人)から多人数の作業者(スマホ・最大9人)と同時にコミュニケーションできます。作業者同士での映像・音声のやり取りはできません。
録画は現状できません。(将来実装予定)。
事務所にて作業者全員の位置を地図上で確認できます。 - ■静止画同時撮影 | ①報告キット
- スマホの電池を長持ちさせ、通信量を抑えるために、動画を常時送信するウェアラブルカメラの解像度は30万画素(通常)から120万画素(高解像度モード)に抑えています。ほとんどの作業はこの解像度で問題無いですが、「設備機械の銘板にある小さな文字を読みたい」「ヘアークラックのような細かい傷を見極めたい」といった場面では力不足です。そこで、ウェアラブルカメラで動画を送りながら、スマホで撮影した静止画を送る機能を開発しました。最近のスマホは4,000万画素を超えるモデルもあり(参考情報:フルハイビジョンは200万画素)、小さな文字や傷の撮影に最適です。また、頭や胸に着けられたウェアラブルカメラを被写体へ正確に向けるのは結構難しく、小さな文字や傷は特に手で撮るべきです。また、この機能はスマホの電池の持ちや通信量にもほとんど影響しません。小さな文字や傷の確認に最適です。
- ■高解像度モード・高フレームレートモード | ①報告キット
- 解像度を4倍(横2倍×縦2倍)にするモードと、フレームレートを3倍にするモードです。高解像度モードは細かい文字等を読むときに、高フレームレートは移動する物体等の撮影に有用です。遠隔地の指令所からもモードの切替ができます。
ただし、高解像度モード・高フレームレートモード共にデータ通信量は約2倍になり、スマホの消費電力は増加(増加量は機種や環境に依存)します。注意してご利用ください。
- ■スマホ内蔵カメラ切替 | ①報告キット
- 外付けカメラだけではなく、スマホ内蔵カメラに切り替えられるようになります。作業者自身だけではなく、遠隔地の指令所からもカメラの切替ができます。
- ■デスクトップ共有 | ②指示キット
- 指令所PCのデスクトップ画面をリアルタイムに共有できます。PCで開いた図面をルーム内で共有することで、作業者を支援できます。作業者は指令所PCのデスクトップ画面を閲覧するだけなので、図面の操作等は作業者が音声で指令所に依頼します。本機能は解像度1280×960・フレームレート5fpsで動作します。
- ■描画共有 | ②指示キット
- ルーム内のメンバのカメラで撮影した静止画像を全員で共有、さらに指令所(PC、タブレット)でグラフィックス・文字を描画し、その画像もリアルタイムに共有できます。グラフィックスや文字は、パワーポイントのような操作で描画できます。込み入った作業の遠隔支援/指示に有用です。
raz.vision 有償機能 ①報告キット、②指示キット
よくある質問【基本機能・無償部分】
- ユーザーとルーム
- Q. ユーザー、ルーム、組織とは何ですか?
- A. 「ユーザ」「ルーム」「組織」を説明します。
- ユーザは組織に所属します。カメラを1台ご購入いただくと、2ユーザをお客様の組織に追加します。
- 同じルーム内のユーザ同士のみが通話できます。ユーザはルームを自由に作れます。ルーム数に制限はありません。ルームに入れるユーザ数は、ルームの種別によって変わります。
- 組織を跨いだルームは作れません。つまり、違う組織のユーザ同士は通話できません。
- カメラを追加購入された際は、現在ご利用中の組織名(例:abc-corp.co.jp)をお知らせ頂ければ、その組織に新規アカウントを追加できます。
- Q. ルーム一覧画面、ルーム画面とは何でしょうか?
- A. ログイン後にルーム一覧画面が、ルーム入室後にルーム画面が表示されます。
- Q. ルームの作成や削除、ルーム名や参加者の変更方法を教えてください。
- A. raz.visionでは、同じ「ルーム」に入室したユーザ同士が通話できる仕様です。
1つのルームには4人まで入室できます。つまり、4人まで同時に通話ができます。 - 「新しいルームを作成する」ボタン押下で、ルーム名の編集、ルーム参加者の登録ができます。
- ログイン後にルーム名を押すと、上記画面に遷移します。
- 上記画面内で、ルーム名の変更、参加者の追加/変更/削除、ルームの削除もできます。
- 「PCは3台、スマホは1台」の場合、動作が不安定になることがあります。
- インストール・アップデート
- Q. スマホにアプリをインストールする方法を教えてください。
- A. raz.vision専用のAndroidアプリはGoogle Playには登録されていません。raz.visionサーバーから、下記の手順でインストールします。
※ Android端末の機種やバージョンによっては、記載された内容と多少相違点があるのでご了承ください。 - インストール手順
- QRコード読み取りアプリ「QRコードスキャナー」(配布元:ZXing Team)を、Google Playからインストールします。
- PCのChromeブラウザからraz.visionにログインします。
- ログイン後の画面で、ルーム画面の上部にある「ツール」メニューから「二次元バーコード:アプリのダウンロード」を選択すると、QRコードが表示されます。(このメニューが表示されていないときは、画面右上のメニュー表示ボタンを押下すると表示されます)
- このQRコードを「QRコードスキャナー」で撮影するとURLが取得されるので、ブラウザでURLを開くとアプリのapkファイルがダウンロードされます。 なお、ここでダウンロードができないときは、「ダウンロードされない場合の対処」を参照してください。
- ダウンロードが完了したら、ブラウザで以下のように表示されるので、「開く」を選択します。
- 以下の画面でインストールするかどうか聞かれるので、「インストール」を選択します。インストールが完了したら「開く」を押してアプリを起動します。なお、ここでインストール画面が表示されない場合は、「インストール画面へ進まないときの対処」を参照してください。
- アプリが起動すると、端末へのアクセス許可を求められるので、全て「許可」を選択します。
- 以上の手順を終えると、ログイン画面が表示されます。これでインストールは終了です。
- ダウンロードされない場合の対処
- 「この種類のファイルはお使いの端末に悪影響を与える可能性があります」という警告文が表示されるときは、OKボタンを押下します。なお、警告文はアプリの内容に関係なく、Google Play以外からアプリをインストールしようとしたときに表示されるものです。
- ブラウザのアドレスバーに「http://…」が表示されているときは、ブラウザの更新ボタンを押すとダウンロードが開始されます。
- ブラウザのアドレスバーに「http://…」が表示されていないときは、ブラウザのタブを全て閉じて終了してから、再度QRコードの撮影を試します。
- それでもダウンロードできない場合は、Android端末の再起動をしてから、再びQRコードの撮影を試します。
- インストール画面へ進まないときの対処
- ブラウザでダウンロードしたRazVisionWR.apkを開いたとき、「ファイルを開けません」と表示されたり、ZIPファイルと見なされて内部のファイル構造が表示されることがあります。この場合、ファイル管理アプリを起動して、内部ストレージの「Download」フォルダにあるRazVisionWR.apkを開くとインストールできます。
- ファイル管理アプリは多くの機種でプリインストールされていますが、プリインストールされていない場合は、サードパーティーのファイル管理アプリをGoogle Playからインストールしてください。
(例:「Explorer」 配布元:Speed Software) - ダウンロードされたときにファイル名に”.zip”がつけられることがありますが、その場合はファイル管理アプリでファイル名から”.zip”を削除してから、ファイルを開いてください。
- 「インストールはブロックされました」、あるいは「セキュリティ上の理由から、お使いのスマートフォンではこの提供元からの不明なアプリをインストールすることはできません」と表示されたときは、「提供元不明のアプリ」のインストールが禁止された状態になっています。
インストールを許可するには、下図に示すように、まず「設定」を押します。次に「アプリのインストールを許可する」をONにします。警告文が表示されるので「OK」を押します。この状態で端末の戻るボタンで前の画面に戻り、インストールを進めます。(なお、機種によっては項目名が異なることもあります) なお、「提供元不明のアプリ」とはGoogle Play以外からインストールする全てのアプリを指します。
- Q. スマホアプリを起動したら、「アプリを最新版に更新してください」というダイアログが表示されました。どういう意味ですか?
- A. スマホアプリがバージョンアップされています。ダイアログの「更新」ボタンを押下して、最新版のアプリをインストールしてください。
- Q. USBカメラをスマホに接続したら、「アプリraz.visionにUSBデバイスへのアクセスを許可しますか?」というダイアログが出てきました。
- A. 許可してください。スマホアプリがUSBカメラを利用できるようになります。
- ログイン・アカウント
- Q. ログインしたのに、「すでにログインしているユーザーです。」というメッセージが表示され、ログインできません。
- A. このメッセージはすでにそのユーザーIDが別の端末でログインしていることを示しています。他に誰かがログインしていないか確認して、ログインしているならば他のユーザーIDを使用してください。 ただし、ログインしているユーザーがわからない場合は、ログインしているユーザーを強制的にログアウトさせて、自分がログインすることもできます。その場合は、「強制的にログインする」にチェックを入れてログインを行ってください。
- Q. ユーザー名やパスワードを変更する方法を教えてください。
- A. ルーム一覧画面の上部にある「アカウントの設定」メニューを選択します。このメニューが表示されていないときは、画面右上のメニュー表示ボタンを押下すると表示されます。 パスワードを変更するときは、現在のパスワードを入力する必要があります。
- Q. ブラウザで複数のウインドウやタブでログイン画面を開いて、別々のユーザーでログインできますか?
- A. そのような操作をした場合、正常な動作は保証できません。
- ルーム画面
- Q. 通信中に自分のマイクやカメラをON/OFFする方法を教えてください。
- A. 自画像の左にあるボタンを使用してください。
ただし、スマホで「自画像を拡大表示」を設定しているときは、これらのボタンは自画像の上にあります。 - Q. 通信中に相手からの音声をON/OFFする方法を教えてください。
- A. 相手画像の上にあるボタンを使用してください。
- Q. 通信相手とチャットを行う方法を教えてください。
- A. 自画像の右にあるチャット表示ボタンを押下すると、メッセージの入力欄と表示欄が表示されます。
入力欄にメッセージを入力して、チャット送信ボタンを押すと、メッセージが相手に送信されます。
相手からメッセージを受信すると、自動的にメッセージが表示されます。
チャットを終えるときは、チャット表示ボタンをもう一度押下して入力欄と表示欄を非表示にします。 - Q. ルームに入っていないユーザーを呼び出したいのですが。
- A. 呼び出し機能をお使いください。
呼び出したいユーザーが呼出ボタンを押下すると、呼び出されたユーザーの端末で呼び出し音が鳴り、ダイアログが表示されます。このダイアログで「動画通信」、「音声通信」、「通信しない」の選択ができます。 なお、相手のユーザーがログインしていないか、他のルームに入室しているときは呼び出しできません。このとき呼出ボタンはグレーとなり押下できません。 - ※呼出機能とは
- 一般的な電話のように相手を呼び出せるようになりました。ただし、相手がログインしていない場合や、他のルームに入室している場合は呼び出せません。
- Q. 通信量や通信速度を見る方法を教えてください。
- A. ルーム画面の上にある「通信状況」メニューを選択します。このメニューが表示されていないときは、画面右上のメニュー表示ボタンを押下すると表示されます。対向ユーザー毎に、送信・受信の通信速度と通信量を見ることができます。またルーム内の合計値も見ることができます。
- より便利に使う『スマホ』
- Q. スマホアプリでユーザIDとパスワードを保存する方法を教えてください。
- A. ログイン画面で「パスワードを記憶する」にチェックを入れて、ログインしてください。次回のログインから、保存されたユーザーIDで自動ログインされます。ユーザIDとパスワードを削除するときは、ログアウト後の画面で「パスワードを記憶する」のチェックを外して、アプリを終了してください。
- Q. 「画面の横向き」「自画像拡大」「ダークモード」「GPS情報の送信」「通信切断時のアラーム音」の設定方法を教えてください。
- A. 【アプリの設定】画面で「自動ログイン」「画面の横向き」「自画像拡大」「ダークモード」「GPS情報の送信」「通信切断時のアラーム音」のOn/Offが設定/解除できます。
- 1)ログイン後、右上をタップするとメニューが展開されます。アプリの設定をタップします。
- 2)表示された画面のチェックボックスをOn/Offすることで設定/解除ができます。
- また、「画面の横向き」、「自画像拡大」、「ダークモード」はルーム画面からも設定可能です。
- Q. スマホの電池の持ちを良くする方法はありませんか?
- A. スマホのモニタをOFFにしてください。格段にスマホの電池の持ちが良くなります。
- Q. スマホにカメラを挿しながら、スマホを充電できませんか?
- A. できません。
- より便利に使う【PC】
- Q. 録画方法を教えてください。
- A. 録画開始/録画停止後、録画ダウンロードボタンを押下してください。ブラウザ内に保存されている録画ファイルを取得(ダウンロード)できます。ダウンロードされた録画ファイルはダウンロードフォルダに保存されます。
なお、20分ごとに録画ファイルが自動的にダウンロードされます。2回目の自動ダウンロード時に、ブラウザから自動ダウンロードの許可を求められます。許可してください。 - Q. 相手画像を静止画として保存する方法を教えてください。
- A. 保存するタイミングで静止画撮影ボタンを押下すると、静止画をJPEGファイルとしてダウンロードできます。ダウンロードされたファイルはダウンロードフォルダに保存されます。
- Q. 相手画像の拡大・全画面表示をする方法を教えてください。
- A. 指令所(PC,タブレット)で表示される相手画像を拡大・全画面表示できます。非劣化ズーム対応カメラの場合、荒くならずに拡大できます。そうでない場合は、単純なデジタルズームなので拡大すると画像は荒くなります。
●拡大:相手画像の拡大したい部分をダブルクリック
●拡大解除:以下赤丸内のボタン押下
●全画面表示:以下赤丸内のボタン押下 - Q. 相手画像を別のウインドウで表示する方法を教えてください。
- A. この方法は、ルームに参加者が3人いる場合のみ可能です。 相手画像の右上にあるウインドウ分離ボタンを押下すると、別のウインドウが開いて相手画像が表示されます。このウインドウでも録画、静止画撮影、音声のON/OFFを行うことができます。 このウインドウを閉じると、相手画像は元のウインドウに表示されます。
- Q. 作業者の位置を地図で表示する方法を教えてください。
- A. ルーム画面の上にある「地図」メニューを選択します。このメニューが表示されていないときは、画面右上のメニュー表示ボタンを押下すると表示されます。
よくある質問【有償機能】
- Q. 一対多ルームの使い方を教えてください。
- A. 【一対多ルームの作成】
まず「ルームの作成」で「ルーム種別」に「一対多」を指定して、ルームを作成します。
次に、ルームに参加者を追加します。一対多ルームには最大10名までのユーザーが参加できます。 - 【一対多ルームの利用】
PCで入室したユーザーが指令所に、スマホアプリで入室したユーザーが作業者になります。
ただし、指令所になるユーザーは一人だけです。二人以上のユーザーがPCで入室することはできません。
一対多ルームの入室方法は通常のルームと同じです。画像と音声の送信を行う場合は動画音声通信ボタン、音声の送信のみを行う場合は音声のみ通信ボタンを押してください。 - Q. 高解像度モード・高フレームレートモード、スマホ内蔵カメラ切替の使い方を教えてください。
- A. 高解像度モード・高フレームレートモード、スマホ内蔵カメラは、作業者と指令所の双方で切り替えることができます。
- 【作業者】
自画像の左にカメラとモードを選択するボックスがあります。このボックスをタップすると切り替えることができます。 - 【指令所】
相手の画像の上にカメラとモードを選択するプルダウンメニューがあります。このメニューで切り替えることができます。 - Q. デスクトップ共有の使い方を教えてください。
- A. 指令所PCのルーム一覧画面でデスクトップ共有ボタンを押すと、デスクトップ画面を選択するダイアログが表示されます。通常は画面は1つだけですが、複数のディスプレイがある場合は複数の画面から選択できます。また、ウインドウの画像だけを共有することも可能です。画面を選択して「共有」ボタンを押すと、指令所PCのデスクトップを作業員と共有できます。
- Q. 描画共有の使い方を教えてください。
- A. ルーム画面で描画共有ボタンを押下すると、描画共有ウインドウが開きます。
指令所のウインドウでは、静止画像の取得・切替、グラフィックス・文字の描画、画像の保存が可能です。
作業者のウインドウでは、指令所の画像を共有して表示できます。 - Q. 静止画同時撮影の使い方を教えてください。
- A. 【作業員:スマホ静止画撮影】
スマホでルームに入り、静止画撮影ボタンを押下します。
内蔵カメラの画像が表示されるので、シャッターボタンを押して撮影します。
撮影した静止画の確認を求められるので、その画像で良ければ了承します。ここで撮影をキャンセルして、撮影前の状態に戻ることもできます。 - 【指令所:静止画表示・保存】
静止画が撮影された時に指令所がルームに入室していれば、撮影を示す通知と、静止画表示ボタンが表示されます。入室していなければ、入室した時に静止画表示ボタンが表示されます。
静止画表示ボタンを押すとウインドウが開き、スマホで撮影した静止画が表示されます。
このウインドウでは、以下のボタンの操作が可能です。 - また、ダブルクリックで画像の拡大表示、ドラッグアンドドロップで表示領域の移動が可能です。
- 便利な使い方:保存先をDropboxにすれば、各拠点のデータ共有が可能です
- 便利な使い方の1例としてDropboxをご紹介します。
- 便利な使い方(※別途、Dropboxの有償契約が必要です)
- ブラウザで ID ・パスワードを入力すると、
ウェアラブルカメラ専用の操作画面が表示されます。
画面の録画ボタンを押すと、ブラウザ所定のダウンロードフォルダに映像が保存されます。
ブラウザの規定の保存先を Dropbox に変更すると、 各拠点で録画した映像を他の拠点や本部でも閲覧することができます。
Dropboxについてはこちらを御確認ください。
トラブルシューティング
- Q. カメラとスマホのコネクタ規格が異なっているため接続できません。
- A. Standard-Aのカメラは、スマホのコネクタ(Micro-B/Type-C)に合わせた変換アダプタを用いてください。Micro-B/Type-Cのカメラの場合は、変換アダプタは用いず、直接接続できるコネクタのスマホを選定/使用してください。Micro-B/Type-Cのカメラに変換アダプタを用いることは、動作が不安定になるため非推奨/動作保証外としています。
- Q. 地図を表示しても、作業者の位置が表示されません。
- A. 高解像度モード・高フレームレートモード、スマホ内蔵カメラは、作業者と指令所の双方で切り替えることができます。
・「アプリの設定」で、「GPS情報の送信」がONになっているを確認します。
【アプリの設定】画面で「自動ログイン」「画面の横向き」「自画像拡大」「ダークモード」「GPS情報の送信」「通信切断時のアラーム音」のOn/Offが設定/解除できます。
1)ログイン後、右上をタップするとメニューが展開されます。アプリの設定をタップします。 - 2)表示された画面のチェックボックスをOn/Offすることで設定/解除ができます。
- ・スマホの設定で、位置情報がONになっていることを確認してください。
- Q. ルームに入室しようとしたら、「(サーバーのアドレス)が次の許可を求めています」というメッセージが表示されました。どうすれば入室できますか?
- A. ダイアログの「許可」ボタンを押下すれば、ルームに入室できます。
このメッセージは、初回入室時にChromeブラウザがカメラとマイクの使用許可をユーザーに求めるものです。「許可」を選択すれば、2回目以降の入室ではメッセージは表示されません。 - Q. 録画を開始しようとしたら、「注意事項」のダイアログが表示されました。どうしたらよいのでしょうか?
- A. ダイアログにあるように、ブラウザのアドレスバーの鍵マークを押して、表示されるメニューから「サイトの設定」を選ぶと設定画面が表示されます。設定画面の「自動ダウンロード」の値を「許可」に変更してください。
スマホの負荷について
■スマホの負荷について
- raz.visionシステムではユーザ同士が直接通信します。「PCは1台で、その他はスマホ」の場合、ビデオ通信は以下のようになり、各スマホの負荷は小さいです。スマホの負荷が小さければ通信は安定します。
- ■「PCは2台で、その他はスマホ」の場合、各スマホの負荷は上記よりも大きくなります。
- そして、「PCは3台、スマホは1台」の場合、スマホの負荷は上記よりもさらに大きくなります。このときに動作が不安定になる場合は、処理性能がより高いスマホを使用する、スマホの負荷を小さくするために解像度等を上げる有償機能を使用しない、といった対策を行ってください。